【これを覚えるだけで写真が上達!】初心者が覚えるべきカメラ用語

フォトコラム
スポンサーリンク

「せっかくカメラを購入したのに使い方がわからない」「なんとなくオートでカメラで写真を撮っているけどもっと詳しくなりたい」「これから一眼レフかミラーレス一眼を購入して写真を撮りたい」「旅行先やカフェなどで上手に写真を撮りたい」、今回は上記のようなカメラに悩んでいる初心者さん向けの記事です。自分が好きなように撮影して写真を楽しむことが一番大事ですが、カメラの基礎知識があると写真がさらに上手に楽しくなります。ほんの少しの言葉の意味を覚えるだけで前より綺麗に写真が撮れる、そんな3つの用語を解説します。

カメラのスキルアップに繋がる3つの用語!

  • F値
  • シャッタースピード
  • ISO感度

F値

「F値(えふち)」とは、写真の明るさやボケ具合を調整する重要な要素です。(「絞り値」とも呼ばれています。)カメラのレンズを開けたり閉めたりして光量を調整する機能で、イメージ通りの写真を撮るために必須の要素です。下記の図のようにF値が低いと光の量が多くなり明るい写真に、ボケの量が大きく撮りたい被写体以外がボケるようになります。F値が高いと光の量が少なくなり暗い写真に、ボケの量が小さく写真全体がはっきりと写るようになります。撮りたい写真の雰囲気や、撮る時の天気・明るさを考えて設定するとイメージ通りの写真が撮れるようになります。

F値が低い

・明るくなる
・ピントの合う範囲が狭い
・被写体以外がボケる

F値が高い

・暗くなる
・ピントの合う範囲が広い
・全体がハッキリ写る

もっと詳しく知りたい方は下記の記事をチェック!

シャッタースピード

「シャッタースピード(SS)」とは、シャッターが開いている時間(光を取り込む時間)のことを指している数値です。「1/100」なら100分の1秒、「10″」なら10秒の間シャッターが開き続けていて、光を取り込み続けているということになります。開けている時間が長い(シャッタースピードが長い)ほど、光を多く取り込むので、明るい写真になります。車やスポーツ選手などの早い動きを捉える時や、暗い中で大量の光を取り込まないといけない星空撮影などは、この「シャッタースピード」を調整することが必須となります。

シャッタースピード遅い

・明るくなる
・手ブレしやすい
・被写体の動きを撮れる

シャッタースピード早い

・暗くなる
・手ブレしにくい
・動く被写体がブレない

もっと詳しく知りたい方は下記の記事をチェック!

ISO感度

「ISO感度(いそかんど)」とは、レンズから入ってきた光を、カメラ内でどのくらい増幅させるかの指標です。上記2つの「F値」「シャッタースピード」により、カメラ内に入ってくる光の量が決まり、その光の量から適切な明るさの画像になるように、光を増幅させる機能が「ISO感度」です。例としてISO400に設定した場合は、ISO100に設定した場合の4倍感度が高くなります。つまりISO100に設定した時と比べると、ISO400に設定した時は光の量が少なくても同じような明るさで撮ることができます。ただしISO感度を上げすぎると、写真のノイズ(ざらつき)が増え画質が悪くなるため注意が必要です。

ISO感度が高い

・明るくなる
・暗い場所でも撮れる
・画質が荒くなる

ISO感度が低い

・暗くなる
・暗い場所でブレやすい
・画質が良い

もっと詳しく知りたい方は下記の記事をチェック!

一眼レフカメラやミラーレスカメラは最初は設定が難しいかもしれませんが、慣れると撮りたい情景にあった設定が自然にできるようになりどんどん撮影が楽しくなります。レベルアップするには何度も実践していくことが一番なので、今回紹介した「F値」「シャッタースピード」「ISO感度」の設定を意識して撮影をしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました