【写真の撮り方のコツ一覧】スマホでも映える!初心者でもすぐに使える撮影テクニック!

フォトコラム
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一昔前は一眼レフなどのカメラを持っていないと高画質な写真は撮れませんでしたが、最近はスマホのカメラがどんどん進化し、簡単にキレイな写真を撮れるほど高性能になりました。InstagramやX(旧Twitter)などのSNSを見ると、日々たくさんの方がスマホで撮った綺麗な写真を投稿しています。今回の記事は、スマホでも一眼レフでも使える見栄えよく写真を撮るポイントをまとめました。光の向きやアングルなど、ちょっとした知識があると素敵な写真を撮ることができます。 ぜひ参考にして撮影してみてください。

すぐ使える撮影テクニック!

  • 光の向き
  • アングル
  • ポジション
  • ボケ

光の向き

写真の印象は光の向きで大きく変わります。光の向きは、「順光」「逆光」「サイド光(斜光)」の3つに大きく分けることができます。それぞれの特徴を覚えて、撮りたいイメージの写真に近づけるように意識しましょう。

順光

撮りたいものに対し、正面(カメラ側)から当たる光を順光といいます。被写体に直接正面から光が当たるため、色味や形をはっきりと正確に収めることができます。真っ青な空や海、植物、木々、建物など風景写真を鮮やかに撮りたい際に向いています。撮影する際に、自分の背中にライトや日光を受ける形で撮影をすることを意識すれば、綺麗に順光で撮影することができます。

逆光

撮りたいものに対し、背後から当たる光を逆光といいます。先ほどの順光と逆の状態です。シルエットを際立たせたい時や、人を柔らかく優しい雰囲気で撮影したい時、料理を美味しそうにみずみずしく表現したい場合などによく使われます。また、花びらや葉っぱなどの薄いものの場合、光が被写体を透き通り、透明感のある写真が撮れます。メリットが多くある一方、レンズに向かって強い光が入るため、被写体が暗くなりがちです。カメラなら露出補正などで、明るさを調節しながら撮ることがオススメです。(スマホにも明るさを調節する機能があるので、暗くても調整しつつ、上手く撮影できると思います。)

サイド光(斜光)

撮りたいものに対し、横方向から当たる光をサイド光といいます。(光が斜めに射している場合は斜光と言います。)被写体にあわせ明るい面と影がハッキリとでき、明暗がクッキリとしたメリハリのある写真が撮れます。テーブルフォトや風景撮影に向いており、被写体に影を付けて立体的に演出したい場合にオススメです。光の位置によって陰影が変わってくるので、屋外で撮影する場合は太陽の位置を意識することが重要です。

アングル

アングルとは、被写体にカメラを向けた時の角度のことで、写真の見栄えに大きく関係します。アングルは、「ハイアングル」「ローアングル」「水平」の3つに大きく分けることができます。撮影時にどの角度で撮るか意識し、綺麗に写真を撮れるように考えてみましょう。

ハイアングル

ハイアングルとは、上から見下ろして撮影するアングルです。客観性やかわいらしさを表現するのに適しており、小物の撮影やテーブルフォトでよく使われています。物や人が密集した様子を表現するのに向いているアングルで、お花畑などを撮影する際に向いています。人物や動物を撮影する際は、顔が大きく、体が小さく写るので、かわいらしさやあどけなさが強調することができます。また街並みを撮影する際は、広角で撮るとダイナミックな雰囲気で撮ることができます。

ローアングル

ローアングルは、被写体を下から見上げて撮るアングルです。また、下から上に向かってカメラを向けることを、あおりとも呼びます。堂々とした雰囲気や凛々しさ、かっこよさを強調でき、人物撮影や車やバイク、建物などの撮影によく使われています。また星空や山などの壮大な自然との相性もよく、思わず惹きこまれる迫力のある写真が撮影できます。人物撮影では、小顔効果や脚長効果もあるので、スタイル良く撮りたいときにもオススメです。

水平

水平は、自分の目で見ているそのままの角度の真横から撮影するアングルです。普段見ている景色とあまり変わらない角度のため、ナチュラルな写真を撮ることができ、安定感や安心感を与えることができます。被写体の姿や形をそのまま写せるため、動物、お花、商品などの撮影によく使われるアングルです。また、家族写真や集合写真などにも使用されており、多くの人を写す際に、写真全体のバランスが取りやすくオススメです。

ポジション

ポジションとは、カメラを構える高さのことを指します。撮影時には先ほどのアングルと一緒に考えます。ポジションは、「ハイポジション」「ローポジション」「アイポジション」の3つに大きく分けることができます。写真を印象を大きく変えるので、撮影時に欠かせないポイントとなります。

ハイポジション

人の目線より高い位置に構えて撮ることを、ハイポジションといいます。写真の奥行きや空間を強調できるのが特徴で、都会の駅のように人が密集している場所や、夜景などを撮影する際によく使われます。普段の目線とは異なる写真が撮れるため、新鮮な印象の写真が撮れます。また、先ほどのハイアングルと組み合わせると、被写体や景色全体を上から見渡し、さらに俯瞰したような1枚を撮影できます。

ローポジション

人の目線より低い位置に構えて撮ることを、ローポジションといいます。被写体を大きく撮影したいときに向いており、ペットや子どもなどの被写体を可愛く撮りたいときや、緑豊かな木々の壮大さを表現したいときに向いています。普段大人が見ている世界よりも視点が低くなるため、動物や子供が見ているような世界を写し出すことができ、面白いアングルです。また、先ほどのローアングルと組み合わせると、見慣れた風景でも新しい雰囲気で撮影できます。

アイポジション

人の目線と同じ位置に構えて撮ることをアイポジションといいます。(アイレベルと呼ぶこともあります。)自分が見ている景色をそのまま表現でき、普段の撮影で特に意識していない限り、多くの方はアイポジションで撮影をしています。見慣れたアングルでの撮影のため、安心感や安定感を表現することができ、人や風景をありのままの雰囲気を撮りたいときに向いています。どんな時にも使える万能なポジションですが、写真に物足りなさを感じたらハイポジション・ローポジションに変えて、写真の印象を変えてみましょう。

ボケ

上記以外にもカメラには様々な撮影テクニックがありますが、スマホでもできて写真の印象を大きく変えることができるのは、「ボケ」です。焦点を何に合わせるかによって、撮る写真の雰囲気は大きく変わってきます。撮りたい被写体にしっかり焦点を合わせて背景はぼかすと、被写体が強調され魅力的な写真に見えます。最近のスマホにはポートレートモードが搭載されているものが多く、これを活用すると簡単に綺麗な写真が撮れるのでオススメです。

他のフォトテクニックはこちら↓

撮影テクニックまとめ

今回はスマホカメラでも綺麗に写真が撮れるようになるための、「撮影テクニック」についてのご紹介でした。光の当たり方を考えて、アングルやポジションで撮影する位置を定めると、撮りたい写真のイメージに近づけると思います。実際に意識しながら撮影すると、より上達するため、ぜひ写真を撮る前に考えてみてください。

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